マンションの住人がインターホン越しにその姿を確認して
マンション内に入れてもいいかどうか、判断する事になります。
当然、オートロックの暗証番号は住人だけが知っているはずです。
ところが、その暗証番号を他者が知らないとは限りません。
例えば、ネット通販で買い物をした際など
商品を届けにきた配達員に、暗証番号を教えてしまっていませんか?
配達員なのだから教えても良いだろうとその時は思っていても、
配達員が第三者に情報を漏らす可能性は十分にあります。
たとえ自分が絶対に教えないと決めていても、
他の住人が第三者に教えている可能性があります。
親しい家族や友人、恋人などが、教えてもらった暗証番号を使って、
自由に出入りしているかもしれません。
暗証番号さえ知っていれば、
マンション内にいつでも出入りできてしまうわけですから、
もし部屋に鍵をかけていなかった場合、 侵入されてもおかしくはないのです。
オートロックが取り付けられていると、それだけで安心してしまい、
ドアの鍵をかけない人はとても多いのが現状です。
まさか自分が被害に遭うわけがないと思い、
オートロックは万全だと思い込んでしまう。
そのスキを狙ってマンション内に侵入した犯人は、
1つずつドアを回して無施錠の部屋を探し回ります。
オートロックだからといって、鍵をかけないのは大変危険な事なのです。